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2023.10.13

~小さくはじめて、育て続ける~ ユーザーと一緒に考える「プロトタイプ」の作り方

高知県オープンイノベーションプラットフォーム(OIP)では、全国へ売れる製品・サービスを生み出す方法を学ぶイベント「~小さくはじめて、育て続ける~『ユーザーと一緒に考える「プロトタイプ」の作り方』」を開催します。

製品やサービスを開発する中で、ユーザーの声を取り入れるタイミングに悩んだことはありませんか?

ユーザーに永く使い続けてもらう製品やサービスを開発するためには、まずは小さく開発をはじめ、なるべく早い段階でユーザーの意見を取り入れる手法が有効です。

このイベントでは、「小さくはじめて、ユーザーと一緒に製品やサービスを育て続ける」ために知っておきたい考え方について学びます。実際に、OIPで公開している課題を解決するプロトタイプの作成を行い、課題提供者からのフィードバックを受けて改良を行うまで、一連の流れを体験します。

ITエンジニアの方はもちろん、事業開発や営業、経営をされている方など、幅広い方々のご参加をお待ちしております。

【概要】

日程:2023年11月14日(火) 13:00〜17:00(開場12:30)
場所:オーテピア高知図書館 研修室(4階)
定員:30名
参加費:無料
対象者:製品やサービスの企画・開発・販売に携わっている、又はこれから取り組もうと考えている方(高知県IoT推進ラボ会員でない方もご参加いただけます)
持ち物:不要(可能な方はPCをご持参ください)

申込み期限:2023年11月9日(木)正午まで

【タイムスケジュール】

13:00~13:10 OIPの説明、今回のイベントの主旨説明
13:10~14:10 第一部 「プロトタイプ」を活用したサービス開発の進め方
14:10~14:20 休憩
14:20~16:00 第二部 OIPの課題でプロトタイプを作ろう(ハッカソン)
16:00~16:30 課題提供者よりフィードバック
16:30~17:00 交流会

※イベント終了後、懇親会を開催予定です(任意参加)
※タイムスケジュールは変更となる場合があります

【第一部 「プロトタイプ」を活用したサービス開発の進め方】

新しく製品・サービスを開発する際の重要な考え方についてお伝えします。
キーワードは、“限りなく小さく始めて、たくさんの体験を積み重ね、サービスを形作る”です。体験を積み重ねるための「撒き餌」(プロトタイプ)を活用する考え方や、短期間で安価に作り上げてサービスを実現している事例も紹介します。

⚫︎ 講師
株式会社デジタル・コネクト
プリンシパル  若宮 敬介 氏

NTTデータ、ベイカレント・コンサルティング(ディレクター)等を経て、次世代型コンサルティングの実現を目指し、デジタル・コネクトのボードメンバーに参画 。
システム開発リード経験をもとに、システム開発のプロジェクト推進・管理、事業・ IT戦略立案および新規サービス立ち上げ等の幅広いコンサルティング経験を有する。
新スキーム構築体験を成長領域ととらえ、ビジネス創出機会のポテンシャルのある地方経済圏の関与をライフワークの一つとする。俯瞰的視点でのビジネスアナリシスや体験ベースのビジネスナレッジ展開を得意としており、地場企業とのコラボレーション機会の積極的参加、地域のパラダイムシフト実現に貢献し続ける。

OIPで進めている製品開発プロジェクトのハンズオン支援にも参画中。

【第二部 OIPの課題でプロトタイプを作ろう(ハッカソン)

今回は、OIPで公開している課題のうち「工事損害調査の定量評価(IoTデバイスの活用)」について、まずは簡単に動くもの(プロトタイプ)を作成するハッカソンを開催します。工事損害調査の現場で使われる大量の写真に対して、分類やチェックを行うシステムのプロトタイプを、ChatGPTを使って作ります。

プログラムの知識は特に必要ありません。エンジニア以外の方もお気軽にご参加ください。

⚫︎ 講師
プロンプト・K株式会社
代表取締役 CHO 岩倉 路和氏

日立製作所入社後、大型汎用機通信ソフトウェア開発に従事しソフトウェアエンジニアのキャリアスタート。故郷の鹿児島にもどり有限会社コムツァイト(現プロンプト・K株式会社)設立。Windows用のデバイスドライバやアプリケーション開発、携帯電話組み込みブラウザの開発などハードウェアよりのソフトウェア開発を経て、スタートアッププロダクト開発のお手伝いや、製造業向け課題解決のシステム提案・概念実証などを実施。

⚫︎ 取り扱う課題テーマ
工事損害調査の定量評価(IoTデバイスの活用)
課題提供者:株式会社 西日本開発コンサルタント

工事損害調査は専用機器(スケール測定、傾斜器、レベル測量機器)を利用して実施していますが、 工事の影響をどの程度受けたかは評価者の経験や感覚により判断をしています。 また、直接証明するようなデータなども限定されています。 工事の影響か、経年劣化かがより明確にわかるように数値化し、工事損害調査の定量評価ができるようにしたいと考えています。

課題について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。(高知県IoT推進ラボへの会員登録が必要です)
https://kochi-oip.jp/project/1236/

【懇親会について】

イベント後、高知市内で懇親会の開催を予定しています(任意参加)。
(参加費:4,000〜5,000円を予定)
詳細は参加申し込みをいただいた方に個別にご案内します。

【申込方法・期日】

2023年11月9日(木)正午までに以下のボタンよりお申込みください。
なお、定員に達し次第受付を終了しますので、予めご了承ください。

【お問い合わせ方法】

■ 高知県産業デジタル化推進課 田辺・黒川
TEL:088-823-9751
E-mail:kochi-iot@ken.pref.kochi.lg.jp
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